ドル円、160円を視野に入れる展開 明日は米CPI=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は159円台での推移が続き、日米協調介入後の下落幅の半分を取り戻している。ベッセント財務長官は円防衛で制限を設けない姿勢を示唆していたが、市場の円売り意欲は根強い。
心理的節目の160円を視野に入れる展開が再度見られ、同時に再介入への警戒感も強まりそうな気配が出ている。ただ、日米協調とは言え、介入のみで相場の基調を変えることには限界があるとの見方も多い。日米の金利差縮小への期待感が高まるようなファンダメンタルズの変化が必要とも見られている。
明日は米消費者物価指数(CPI)が発表になり注目のイベントとなる。予想ではインフレの落ち着きを示す内容が見込まれている。過去1年に渡る関税上昇やエネルギー、食品などの供給ショックに伴う物価押し上げ効果が和らぐと期待されているようだ。FRBが注目しているコアCPIの予想は前年比2.4%への鈍化で、2021年3月以来の低水準が予想されている。
予想通りであれば、先週の弱い米雇用統計と相まって、FRBの早期利上げ論者を牽制する材料にはなり、9月FOMCでの据え置きの見方が高まる可能性はありそうだ。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
11日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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