ドル売り優勢、米雇用統計の発表を控えて=東京為替前場概況
東京午前のドル円は148.08円付近まで円高・ドル安推移。7月の国内実質賃金が7カ月ぶりにプラスとなったことから、日銀の追加利上げ観測がやや高まった。今晩の米雇用統計の発表を控えて、対主要通貨でドル売りが持ち込まれていることもドル円の重し。ユーロ/ドルは1.1675ドル付近、豪ドル/ドルは0.6531ドル付近までドル安推移。
ドル円の下げを背景にクロス円は重いが、欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルで堅調に推移していることが下値を支えている。ユーロ円は172円後半、ポンド円は199円前半、豪ドル円は96円後半で下げ渋っている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。