ドル売り、次期FRB議長の早期指名を想定=東京為替前場概況
東京午前のドル円は144.66円付近まで円高・ドル安推移。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)議長の後任指名を急ぐとの観測が強まっていることがドル売りを後押しした。現職のパウエルFRB議長はトランプ米大統領の利下げ要請に関心を示しておらず、トランプ米大統領の不満が拡大している。パウエルFRB議長の任期は来年5月まで。
ユーロ/ドルは1.1689ドル付近、ポンド/ドルは1.3699ドル付近、豪ドル/ドルは0.6528ドル付近までドル安推移。
ユーロ円は168.99円付近、ポンド円は198.01円付近、豪ドル円は94.24円付近まで弱含み。ドル円の下げに圧迫されているが、対ドルで欧州通貨や資源国通貨が堅調であることから、下げ一服後のクロス円は切り返している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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