日銀10月議事録は全体的にハト派、実質賃金は下方修正され3カ月連続でマイナス
日銀10月議事録は全体的にハト派、実質賃金は下方修正され3カ月連続でマイナス
今朝発表された日銀10月会合の議事録はハト派だった。これまでの利上げの影響を見極める必要がある、利上げの判断は時間をかけ慎重に行う必要がある。25年度後半に1%まで段階利上げなら見守る時間があると、全体的にハト派な内容だった。10月実質賃金の確報値が発表され、速報値の0.0%から下方修正され-0.4%となり、3カ月連続のマイナスとなった。
ハト派議事録や実質賃金マイナスを受けドル円は一時157.39円まで上昇、きのうの高値を上回った。ただ、欧米、オセアニア、アジアなど、ほとんどがクリスマス休暇のため値動きは限定的。
執筆者 : MINKABU PRESS
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