【海外市場の注目ポイント】米FOMCなど
日本時間13日午前3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同13日午前3時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。市場では政策金利は現行の5.25%~5.50%に据え置かれることが確実視されている。政策金利の据え置きは織り込み済みで、声明や政策金利見通し、パウエル米FRB議長の会見が焦点になっている。このところインフレ鈍化の進展が停滞している。こうしたことを受け、今年の政策金利見通しが前回3月見通しの4.625%から上方修正されるようであれば、米FRBの早期利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間12日午後9時半には5月の米消費者物価指数の発表も予定されている。総合の大方の予想は前年比3.4%上昇、コアの大方の予想は同3.5%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の3.4%上昇から変わらない一方、コアの前年の伸びが前月の3.6%上昇から鈍化するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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