ドル円、162円台をうかがう展開が続く 本日は円安=NY為替序盤
きょうも為替市場でドル円は、161円台後半での推移となっている。本日は主要な米経済指標の発表もなく、手掛かり材料難の中、162円台をうかがう展開が続いている。
ドル自体は戻り売りが優勢となっているものの、円安の動きがドル円の下値をサポート。ユーロ円やポンド円といったクロス円は上昇している。
先週にFRBがインフレ指標として重視している5月のPCE価格指数が発表になったが、「高インフレを示す内容ではあったものの、警戒したほどではなかった」との受け止めから、ドル高の動きは後退。イラン情勢の落ち着きで、原油相場もWTIで一時70ドルを割り込んだことも、過度に進んでいたドル高を一服させているようだ。短期金融市場でも年内のFRBの利上げ期待が1回に後退。
ただ、円安は継続。日銀が追加利上げの姿勢を示しているものの、ハードルは市場が思っている以上に高いのではとの見方も根強いようだ。本日は政府が7月に公表予定の経済財政運営の基本方針(骨太の方針)で“適切な”金融政策運営を求める見通しと報じられた。市場では、日銀の追加利上げをけん制する狙いがあるのではとの見方も広がっている。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は161.50円付近には観測。
29日(月)
161.50円(23.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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