一連の米経済統計発表を控えて揉み合い、ドル円161円台後半=ロンドン為替概況
一連の米経済統計発表を控えて揉み合い、ドル円161円台後半=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、前日からのドル高水準を踏襲しての揉み合いとなっている。日本時間午後9時30分に米PCE価格指数など一連の米経済指標発表を控えており、市場には結果を見極めたいとのムードが広がっている。ドル円は161円台後半、ユーロドルは1.13台半ばから後半、ポンドドルは1.31台後半で売買が交錯し、特段の方向性を示していない。中東情勢の鎮静化を受けてNY原油先物は一時68ドル台まで下落した。米10年債利回りは4.40%台から4.41%台で推移しており、前日の低下からの戻りは限定的。欧州株や米株先物・時間外取引は堅調に推移しており、AI関連株買いが復活している。前日NY引け後の米半導体大手マイクロンテクノロジーの好決算内容が好感されている。この後の米経済指標では5月PCE価格指数が注目されている。前年比+4.1%と前回の+3.8%から一段と上昇する見込みとなっている。
ドル円は161円台後半での取引。東京午前に高田日銀審議委員のタカ派発言を受けて161.56付近まで下落も、すぐに買い戻された。ロンドン序盤にかけては161.90付近まで高値を伸ばした。ただ、引き続き162円台には届かず、その後は米指標待ちムードもあって161.80台を中心に高止まりしている。
ユーロドルは1.13台半ばでの取引。ロンドン序盤に1.1345付近まで下押しされ、その後1.1374付近まで買われた。その後も前日NY終値1.1358レベルを軸とした売買が続いている。ユーロ円は東京午前の183.53付近を安値にロンドン市場では184.03付近まで買われる場面があった。しかし、足元では183円台後半に戻している。全体として方向性に乏しい値動きとなっている。
ポンドドルは1.31台後半での取引。東京午前の1.3158付近を安値に、ロンドン時間には1.3197付近まで買われた。その後は前日NY終値1.3168付近へと戻している。ポンド円は東京午前の212.81付近を安値に、ロンドン序盤には213.54付近まで買われた。その後は213円台前半に戻して推移している。ユーロポンドは0.8633付近から0.8613付近へと軟化した。市場には早くもバーナム氏が次期首相になるとのコンセンサスが形成されつつある状況だ。現首相の辞任表明後は目立った波乱はみられていない。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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