やや円安とドル安も、動意薄 明日以降の米雇用関連指標待ち=ロンドン為替概況
やや円安とドル安も、動意薄 明日以降の米雇用関連指標待ち=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、やや円安とドル安の動き。ただ、原油動向や米債利回り動向は落ち着いており、主要通貨は先週末のレンジ内に収まっている。株式市場は欧州株が軟調だが、米株先物・時間外取引はプラス圏推移とまちまちだ。ドル円は161円台後半で小高く推移。ユーロ円は184円台後半、ポンド円は214円付近などへ底堅い動き。ユーロドルは1.14台乗せへ、ポンドドルは1.32台前半など先週末比でややドル安に傾いている。このあとのNY市場では目ぼしい経済統計発表は予定されていない。明日以降の一連の米雇用関連指標(JOLTS求人件数、ADP雇用統計、週末の雇用統計など)を前に、市場全体に様子見ムードが広がっている。
ドル円は161円台後半での取引。東京早朝の161.61付近を安値に底堅く推移している。ロンドン序盤には高値を161.90付近に伸ばし、その後も高止まりしている。162円に接近していることで介入警戒感があるものの、現時点では神経質な値動きはみられていない。162.00にNYカット・オプションが観測されており、値動きを抑制している面も指摘される。
ユーロドルは1.14付近での取引。東京朝方の1.1380付近を安値に、ロンドン朝方には一時1.1415付近まで買われた。その後は上昇一服となり、1.1400を挟んだ水準で揉み合っている。ユーロ円は東京早朝の183.90付近を安値に、その後は184.20-30レベルに膠着。ロンドン勢の参加とともに買いが優勢となって高値を184.67付近に更新した。足元でも184円台後半に高止まりしている。スペインCPIが根強いインフレを示し、ユーロ圏景況感も改善した。ただ、発表時の反応は特段みられなかった。
ポンドドルは1.32台前半での取引。東京朝方につけた1.3191付近を安値に買われている。足元では高値を1.3230付近へと伸ばしてきている。ポンド円は東京朝方の213.41付近を安値に買われている。ロンドン市場では214円台乗せから高値を214.10台へと伸ばしてきている。ユーロポンドは0.8615から0.8636までのレンジで揉み合っている。総じて、円売りとドル売りでポンドやユーロが買われている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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