ドルが優れた株式ヘッジになる可能性=NY為替
株式とドルの間に負の相関関係があることから、ドルロングは優れた株式ヘッジとなるとの指摘が出ている。為替市場のボラティリティが低水準となっており、オプションによるドルロング形成が有利だという。
米経済のアウトパフォーマンスが長続きしていることや、トランプ氏が米大統領選で勝利した場合、関税が課される見通しであることから、対ユーロや対カナダドルでのドルロングが好ましいという。
また、ユーロドルのプットオプション(売る権利)は、米国債利回り上昇のシナリオに対する魅力的なヘッジになるとも指摘。ユーロドルのボラティリティは過去2年以上で最低水準に低下しており、非常に値動きが落ち着いている。
EUR/USD 1.0934 USD/CAD 1.3474
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。