トランプ発言で原油高一服 植田日銀総裁会見は「タカ派」に?
トランプ発言で原油高一服 植田日銀総裁会見は「タカ派」に?
イスラエルとイラン双方によるエネルギー施設攻撃を受け、NY原油先物は一時1バレル=100ドルまで上昇した。ただ、トランプ米大統領が「イスラエルがサウスパースへの攻撃をこれ以上行わないと約束した」と語ったことに投資家はやや安堵。トランプ発言を受け、原油先物は上げ幅を縮小し米株先物はプラスに転じている。有事のドル買いはやや後退。
ただ、イスラエルがイラン攻撃を止める気配はない。イランも自国のエネルギー施設が再び攻撃された場合は湾岸諸国のエネルギー施設を「壊滅させる」と警告している。
トランプ氏はイランの将来に及ぼす長期的な影響を考慮し、このレベルの攻撃を容認したくないとしつつも、イランがカタールのエネルギー施設を再攻撃した場合は報復するという。
きょうの日銀会合は市場の予想通り据え置きだった。原油高騰が経済物価に与える影響を注視する必要性について言及していることから、このあとの植田日銀総裁の会見は「タカ派」な内容になると市場は見ているようだ。日銀は消費者物価はいったん2%を下回るも、原油上昇の影響でプラス幅を拡大すると見ている。
植田総裁が慎重姿勢維持ならドル円は160円大台に突入する可能性がある。片山財務相は「日銀会合がある日は投機筋が動きやすい、緊張感をもって市場を注視している」と牽制。
執筆者 : MINKABU PRESS
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