ユーロドルは狭い範囲での値動き続く きょうからECBがフォーラム開催=NY為替
きょうのユーロドルは1.09ドルちょうど付近での方向感のない、狭い範囲での値動きが続いている。先週は後半になって戻り売りが強まり、1.08ドル台半ばまで下落していたが、いまのところ今月に入ってからの買い戻しの流れはかろうじて堅持している。
きょうは6月調査のIfo景況感指数が発表になっていたが、ドイツ企業の景気見通しが悪化していることが示された。指数は83.6と前回(88.3)から急落し、ドイツ企業の景気見通しが悪化したことが示された。景気後退に見舞われた欧州最大の経済大国が景気回復の基盤固めに苦しんでいる状況が浮き彫りとなっている。6月の現況指数も低下。Ifoは「製造業部門の低迷がドイツ経済を波乱へと向かわせている」と指摘。中国の需要減退がドイツ製造業に重くのしかかっているかが鮮明になっている。
今週のユーロ関連の重要イベントは、金曜日に発表されるユーロ圏消費者物価指数(HICP)と、ポルトガルのシントラで開催されるECBのフォーラムとなる。本日の夕方から水曜まで開催される。ラガルドECB総裁を始め、植田日銀総裁、パウエルFRB議長、ベイリー英中銀総裁が参加。ここで投資家は、金融政策に関するガイダンスを再度精査することになるという。
いまのところ、7月のECBの利上げはほぼ確実視されているものの、夏休み明けの9月についてはなお見解が分かれている。短期金融市場でも概ね半々で織り込んでいる状況。
Ifo景況感指数(6月)26日17:00
結果 88.5
予想 90.7 前回 91.5(91.7から修正)
EUR/USD 1.0913 EUR/JPY 156.65 EUR/GBP 0.8580
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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