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ドル円、159円台半ばに戻す イランは欠席 トランプ大統領は協議完了まで停戦延長を発表=NY為替概況

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ドル円、159円台半ばに戻す イランは欠席 トランプ大統領は協議完了まで停戦延長を発表=NY為替概況

 きょうのNY為替市場、ドル高が優勢となり、ドル円は159円台半ばまで上げ幅を拡大した。投資家は、停戦延長に向けた協議にイランが参加するかどうかを見極めようとしている中、結局、イランは22日の協議欠席をパキスタンを通して米国に通知したと伝わった。それに伴いバンス副大統領もパキスタン訪問を取り止めたと伝わっている。

 トランプ大統領が2週間の停戦延長に否定的な見方を示しており、市場の不透明感は増している状況。トランプ大統領は交渉が失敗すればイランの電力インフラへの攻撃も辞さないと警告し、市場も警戒しているが、その後にトランプ大統領は、協議が完了するまでイランとの停戦を延長すると発表した。市場には悲観的なムードまではない。

 本日はウォーシュ次期FRB議長の公聴会が実施され、「大統領から指名されたことを光栄に思うが、FRB議長として承認されれば独立した意思決定を行う」と述べていた。また、大統領の操り人形になるのかと問われたことへの回答で、断じて違うと否定。

 また、大統領から特定の利下げや利上げを約束するよう求められたことは一度もないとも説明。「仮に求められたとしても、応じることはなかった」と述べていた。それ自他は特に波乱はなく通過した印象。

 ユーロドルは戻り売りが優勢。100日線が1.1705ドル付近、200日線が1.1675ドル付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。一方、ユーロ円はドル円の上げとユーロドルの下げに挟まれ、187円台前半で方向感のない展開。

 先週は1.18ドル台まで買い戻されていたユーロドルだが、今週に入って上値を止められている。市場ではECBの利上げ期待が高まっているが、ラガルド総裁を始めとしたECB理事は様子見姿勢を強調しており、ユーロドルの上値を抑えている面もありそうだ。

 ストラテジストは、ユーロドルは短期的に下落する可能性が高いとし、ショートポジションを推奨している。ECBの利上げ期待はすでに2回分が織り込まれており、これ以上拡大する可能性は低いと指摘。「今後の数回の取引でユーロが大きく上昇するとは考えにくい。好材料の多くはすでに価格に織り込まれており、実質金利差はユーロ安を示唆している」という。

 ポンドドルも売りが強まり、1.34ドル台に下落する場面が見られた。ポンド円は215円台に戻す展開。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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