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ECBはFRBよりも引き締めに苦労との声も=NY為替

為替 

 きょうもユーロドルは上値の重い展開が続いており、1.18ドル台に下落している。一時1.1880ドル近辺まで下落しているが、今月にサポートされた1.1850ドル付近が目先の下値メドとして意識される。

 一方、ユーロ圏の景況感は驚異的な改善を見せていた。この日欧州委員会が発表した6月のユーロ圏景況感は21年ぶりの高水準となった。経済再開がサービス業中心に回復を後押しした格好。鉱工業や小売り、建設の景況感も改善を見せた。また、消費者信頼感も5カ月連続で上昇。雇用の見通しも明るさ増している。ただ、ECBの慎重姿勢からユーロの上値は依然として重い。

 ECBはFRBよりも引き締めに苦労するとの声も聞かれる。ECBがファンダメンタルズへの判断と同時に脆弱な通貨同盟をまとめなければならないからだという。FRBよりもECBの政策の方が遥かに拡大している点も指摘していた。ただ、予想では、ECBは2023年後半に1回目の利上げを実施し、中銀預金金利を0.1%引き上げマイナス0.40%とする。もし、市場が利上げ開始を上手く吸収できれば、半年後に2回目の引き上げを行い、中銀預金金利はマイナス0.25%まで引き上げられる可能性を見ているようだ。

EUR/USD 1.1895 EUR/JPY 131.47 EUR/GBP 0.8604

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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