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ユーロ、経済環境の改善を背景に回復の可能性=NY為替

為替 

 きょうもユーロドルは下値模索が続いており、ついに節目の1.15ドルを割り込んできた。ユーロ自体の動意はなく、専らFRBの利下げ期待の後退を材料にしたドル高がユーロドルを押し下げている。ECBはすでに利下げサイクルを終了しており、当面は据え置きが予想されている。短期金融市場では来年一杯まで据え置きとの見方も出ているようだ。一方、ユーロ円は円高の動きから売りが強まっており176円台前半まで下落。きょうの下げで21日線を下回って来ている。

 ユーロ圏の経済ファンダメンタルズが堅調であることから、ECBがこれ以上利下げを進める可能性は低く、ユーロは回復に向かうとの指摘もアナリストから出ている。ユーロ圏のマクロ経済環境は概ね支援的で、今後もその傾向が続くと見られるという。ECBは先週の理事会で貿易を巡る不確実性の後退やガザ地区での停戦を背景に、成長に対する下方リスクが軽減したことを強調した。

 現在、ECBは来年6月まで政策金利を据え置くと見込んでおり、その間にFRBは利下げを進めると予想している。そのため、ユーロドルは年末までに1.20ドルまで上昇し、2026年第3四半期には1.26ドルに到達すると予想しているという。

EUR/USD 1.1484 EUR/JPY 176.36 EUR/GBP 0.8812

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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