ISM指数、関税によるコスト上昇圧力がピーク通過との見方も
*ISM製造業景気指数(10月)0:00
結果 48.7
予想 49.5 前回 49.1
新規受注 49.4(48.9)
生産 48.2(51.0)
雇用 46.0(45.3)
入荷遅延 54.2(52.6)
在庫 45.8(47.7)
仕入価格 58.0(61.9)
輸出 44.5(43.0)
()は前回
この日発表の10月のISM製造業景気指数は48.7と予想を下回り、8カ月連続の50を下回る縮小領域となった。事前の予想通りに新規受注と雇用は上昇していたものの生産が低下。
そして、特徴的だったのが仕入れ価格が今年1月以来の低水準に低下した点。エコノミストからは、関税によるコスト上昇圧力がピークを通過した可能性があり、関税主導のインフレは一時的である可能性が高いことを示唆しているとの声が聞かれる。
「関税によるコア財価格の押し上げは、持続的に高い財インフレにつながる継続的な波というよりも、一時的な変化である可能性が高いことを示している」と述べた。
一方、雇用については、「企業が採用を増やす自信を欠いている」とも指摘。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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