【海外市場の注目ポイント】ロウ豪中銀総裁講演など
日本時間午後5時40分にロウ豪中銀(RBA)総裁が講演を行う。RBAは3日の理事会で政策金利を0.25%から0.10%に引き下げた一方、ロウ総裁はマイナス金利の導入について、「非常に可能性が低い」と指摘していた。この日の講演でもマイナス金利の導入に消極的な姿勢が示されるようなら、豪ドルが買われる可能性がある。
きょうはまた、欧英米の中銀関係者も相次いで発言することになっている。日本時間午後6時にデギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁の講演、同午後9時40分にデコス・スペイン中銀総裁の講演、同午後10時にラガルドECB総裁の講演、同午後10時半にメルシュECB専務理事の講演、同17日午前2時半にハスケル英金融委員会(MPC)委員の講演、同17日午前3時45分にデイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁参加の討論会、同17日午前4時にクラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長参加の討論会が行われる。
きょうはさらに、日本時間午後10時半に11月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数の発表も予定されている。大方の予想は13.8となっており、前月の10.5を上回り、2カ月ぶりに上昇するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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