ドル円は一段高、一時147.40付近まで上値を広げる=東京為替概況
ドル円は一段高、一時147.40付近まで上値を広げる=東京為替概況
東京終盤のドル円は一段高。週末に米国がイランの核施設を攻撃したとの報道を受けて、ドル買いが優勢となった。また、原油価格の上昇を背景に日本の貿易赤字拡大への警戒感から円売りも入り、ドル円は午前に146円台後半まで上昇。午後は、日経平均が下げ幅を縮小したことなどから円売りが強まり、前日終値比1円以上のドル高円安水準となる147.40付近まで上値を広げた。5月14日以来およそ1カ月ぶりの高値を更新している。
ユーロ円は、朝方にいったん167円半ばまで下落したあと、午後はこの日の安値から2円以上の円安水準となる169.67付近まで上昇。ポンド円も午後に円売りが強まり、1月以来5ヶ月ぶりの高値水準となる198円台に乗せた。
ユーロドルは下げ渋り。朝方に一時1.1454付近までドル高方向に振れたが、その後が下げが一服し、値を戻した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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