FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年5月14日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年5月14日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
目次
▼13日(水)の為替相場
(1):豪賃金指数 伸び率変わらず
(2):ユーロ圏GDP 速報値から修正なし
(3):米PPI 大幅に伸びが加速
(4):米ミネアポリス連銀総裁「インフレ抑制が我々の責務」
(5):米上院 FRB次期議長を承認
▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:小幅なレンジで推移することになりそう/ ▼注目の経済指標・イベント
13日(水)の為替相場

期間:13日(水)午前6時10分~14日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):豪賃金指数 伸び率変わらず
豪1-3月期賃金指数は前年比+3.3%と市場予想通り2025年10-12月期と同じ伸び率だった。
(2):ユーロ圏GDP 速報値から修正なし
ユーロ圏1-3月期域内総生産(GDP)・改定値は前期比+0.1%、前年比+0.8%と速報値からの修正はなかった。
(3):米PPI 大幅に伸びが加速
米4月生産者物価指数(PPI)は前年比+6.0%と市場予想(+4.8%)を上回り、前月(+4.3%)から大幅に伸びが加速し、2022年12月以来最大の上昇率となった。食品とエネルギーを除いたコアPPIは前年比+5.2%と予想(+4.3%)を上回り、前月(+4.0%)から伸びが加速した。
(4):米ミネアポリス連銀総裁「インフレ抑制が我々の責務」
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「米国の労働市場は年初と比べやや改善した」との認識を示した。一方で、インフレについては「イランとの戦闘により、すでに高水準にあったインフレがさらに悪化している」と述べ、「インフレを再び抑制することが我々の責務だ」と語った。
(5):米上院 FRB次期議長を承認
米上院は米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名されているケビン・ウォーシュ氏の議長就任を承認した。上院は前日に、ウォーシュ氏のFRB理事の就任を承認していた。ウォーシュ氏のFRB理事としての任期は14年、議長としての任期は4年となる。また、ミランFRB理事はウォーシュ氏の理事就任に伴い理事職を退く。
13日(水)の株・債券・商品市場
日経平均: 63272.11 △529.54
豪ASX: 8630.388 ▼40.291
上海総合: 4242.572 △28.083
英FT: 10325.35 △60.03
独DAX: 24136.81 △181.88
NYダウ: 49693.20 ▼67.36
日10年債: 2.590 △0.031
豪10年債: 5.0618 △0.0299
英10年債: 5.065 ▼0.036
独10年債: 3.100 ▼0.001
米2年債: 3.9791 ▼0.0123
米10年債: 4.4688 △0.0058
NY原油: 101.02 ▼1.16
NY金: 4706.70 △20.00
ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

【情報提供:外為どっとコム】
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円: 157.200 ~ 158.400
ユーロ/円: 184.300 ~ 185.600
ポンド/円: 212.700 ~ 214.200
豪ドル/円: 114.100 ~ 115.000
ドル/円の見通し:小幅なレンジで推移することになりそう
昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。米4月生産者物価指数(PPI)が大幅に上昇したこともあってドルが強含む中、157.92円前後まで上昇したが日本政府・日銀による円買い介入への警戒感も根強く、158円台には届かなかった。市場は今月6日に円買い介入が発動されたと見られる157.80-90円の水準を引き続き強く意識しているようだ。今朝も取引開始直後に突然、157.80円台から157.60円台へと水準を下げる場面があった。その後も、ほどなくして下落前の水準に値を戻すなど神経質な動きが続いている。仮に158円台に乗せれば介入警戒感がいっそう高まることから、上値を買いにくいムードが強い半面、その分だけ下値に押し目買いが集まりやすいと見られ、結果的に本日も小幅なレンジで推移することになりそうだ。なお、本日はアジアタイムに米中首脳会談や増日銀審議委員の講演が予定されており、NYタイムには米4月小売売上高が発表される。注目イベントは少なくないが、いずれもドル/円相場の方向性を決定付ける材料にはなりにくいだろう。
注目の経済指標・イベント
05/14 (木)
- 米中首脳会談
13:00 (日) 増日銀審議委員講演
15:00 〇 (英) 1-3月期GDP・速報値
15:00 〇 (英) 3月GDP
15:00 (英) 3月鉱工業生産
21:00 (米) ミランFRB理事講演
21:30 ◎ (米) 4月小売売上高
21:30 (米) 新規失業保険申請件数
23:15 (米) シュミッド・カンザスシティ連銀総裁講演
24:15 (英) ピルMPC委員講演
26:00 (米) ハマック・クリーブランド連銀総裁講演
26:00 (米) ボウマンFRB副議長講演
05/15 (金)
06:45 (米) ウィリアムズNY連銀総裁講演
08:00 (米) バーFRB理事講演
※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。