【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録
日本時間29日午前3時に6・7日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。その回の会合では政策金利は4.25%-4.50%に据え置かれ、声明では、「経済見通しをめぐる不確実性はさらに高まっている」と指摘され、3月の声明の「経済見通しをめぐる不確実性は高まっている」から「不確実性」がより強調された。カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁は今週、「9月までに状況が十分に明白になるかどうか現時点では分からない」と述べていた。議事録でトランプ米政権の関税措置の影響を見極めるにはかなり時間がかかるとの声が多いことが示されれば、米追加利下げの後ずれ観測が広がり、ドルが買われる可能性がある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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