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FX/為替「ドル/円、トランプ関税に関心集中」 外為どっとコム トゥデイ 2025年7月7日号

マネ育チャンネル 

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年7月7日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 神田卓也

目次

▼4日(金)の為替相場
(1):米大統領 4日から書簡送付
(2):ECB総裁「政策金利の見通しは良好」

▼4日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:方向感を欠く値動き続く/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

4日(金)の為替相場

期間:4日(金)午前6時10分~5日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米大統領 4日から書簡送付

米国のトランプ大統領は、10-12の貿易相手国・地域に対し、4日から具体的な関税率を記した書簡の発送を開始する考えを表明。「対象国は、8月1日から関税を支払うことになる」「関税はおそらく60-70%から10-20%のレンジだろう」と述べた。なお、トランプ大統領はその後、独立記念日の式典で、大型減税を柱とする「ひとつの大きくて美しい法案」に署名し、法律として成立させた。

(2):ECB総裁「政策金利の見通しは良好」

欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は「インフレ率は2%にあり、われわれは目標を達成した。今後もこれを維持していく」と発言。政策金利の見通しについて聞かれると「今は良好な状況にある」との見解を繰り返した。また、ユーロがドルに代わって世界の準備通貨となる可能性について問われると、そのために「欧州の政治指導者や政策立案者は経済の生産性、効率の向上に取り組む必要がある」との見解を示した。

4日(金)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:方向感を欠く値動き続く

4日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。前日の米6月雇用統計は見た目ほど強くなかったとの見方もあってドルに調整売りが出やすかった。一時は、前日の上げ幅の半分以上を吐き出す形で144.18円前後まで下落したが、NY市場が休場となる中で売りは続かず144円台半ばへと緩やかに持ち直した。今週は9日に米国による上乗せ関税の猶予期限を迎えることから、市場の関心はトランプ米政権の動向に集中しそうだ。トランプ大統領は、各国との関税交渉が思い通りに進まない中、貿易相手国に対し一方的に関税率を示した書簡を4日から送りつけるとし、税率は最大70%になる可能性があると表明。一方で、日本側は石破首相が6日に「安易な妥協はしない」として、あくまでも自動車関税ゼロを求める考えを示した。

本日はトランプ関税を巡る不透明感を背景に、株安などを通じて市場心理が悪化するリスクに警戒が必要だろう。もっとも、リスクオフが一方的な円高につながる公算は小さい。足元の為替市場では安全通貨としての円の地位が低下している上に、米国による関税の引き上げは日本の貿易赤字を拡大させる可能性が高いことから、円売り材料にもなり得るためだ。ドル/円は本日も方向感を欠く値動きが続くと見られ、仮に143円台に差し込めば押し目買いが入りやすい一方、145円台を回復すれば戻り売りが優勢となるだろう。

注目の経済指標:独鉱工業生産

注目のイベント:独連銀総裁講演

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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