アジア株 中国が柔軟姿勢に転じる、トランプが高圧的な態度取らなければ終結に向かうか
アジア株 中国が柔軟姿勢に転じる、トランプが高圧的な態度取らなければ終結に向かうか
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 22221.92(+312.16 +1.42%)
中国上海総合指数 3302.19(+4.90 +0.15%)
台湾加権指数 19924.50(+445.69 +2.29%)
韓国総合株価指数 2547.20(+24.87 +0.99%)
豪ASX200指数 7968.23(休場)
インドSENSEX30種 79135.25(-666.18 -0.83%)
アジア株はインドを除いて上昇、米中貿易摩擦の緩和期待が広がっている。
中国政府は頑なに対米強硬姿勢を示してきたが、経済的損失を受け一部の米製品に対する関税を緩和することを検討しているという。一部の米国製品に対する125%関税一時停止のほか、一部の工業用化学物質に対する追加課税の撤廃を検討、航空機リースに対する関税免除についても協議しているという。関係者の話としてブルームバーグが報じた。
米国側は中国関税の大幅引き下げ方針や協議進展をアピールしてきたが、中国は最後まで戦う姿勢を示していた。ここに来て中国が柔軟姿勢に転じたことはサプライズ、久々にいい週末を迎えられそうだ。ただ、楽観的にはなれない。トランプ氏が高圧的な態度を取れば中国はそれに応じるだろう。米中のメンツをかけた戦いはまだ続くのか…
香港株は大幅反発。不動産やハイテク、カジノ、自動車関連が総じて上昇。
台湾株は大幅高、TSMCなど半導体関連が総じて上昇している。
インド株は0.83%安、年初来高値水準にあることから週末を前に利益確定売りに押されている。
豪州市場はアンザックデー祝日で休場。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。