ユーロドル、再び1.10ドルを割り込む ECBの4月利下げに確信強める=NY為替
きょうのユーロドルは戻り売りが優勢となっており、1.10ドルを再び割り込んでいる。中国がトランプ関税への報復措置を発表し、市場は大荒れの展開が続いているが、本日は米雇用統計やパウエルFRB議長の講演を受けてドル高が優勢となっており、ユーロドルを押し下げている。
また、ここに来てECBに対する利下げ期待も高まっている。市場は、トランプ関税が欧州の経済成長に打撃となる一方、物価上昇への影響は緩やかなものになると見ているようだ。市場は年内にECBは少なくとも3回の利下げが行われると見ている。これまでの見通しは2回だった。理事からの明らかなサインはないものの、エコノミストらは4月利下げに確信を強めている模様。
トランプ関税がインフレを押し上げるよりも、景気を損なう方が大きいと見ている。中期的にEUの生産の約1%がリスクにさらされ、物価押し下げ圧力になると見ている。ドルが予想に反して下落していることも、輸入コスト上昇の懸念を和らげている。
EUR/USD 1.0972 EUR/JPY 160.99 EUR/GBP 0.8509
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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