ドル円147.60円台まで リスク回避と日銀利上げ観測で円買い、豪州株はトランプのせいで6日続落
ドル円147.60円台まで リスク回避と日銀利上げ観測で円買い、豪州株はトランプのせいで6日続落
トランプ関税によるリスク回避と日銀利上げ観測で円買い。ドル円は一時147.66円付近まで下落した。加藤財務相が「行き過ぎた動きには適切に対応する、12月以降一方的な動きが見られる」とコメントしたが反応はない。
トランプのせいで豪州の下げが目立つ。豪ドルは対ドルで0.3%下落、豪ドル円は93.80円台から93.30円台に軟化。豪州株は先週末から毎日下げており、昨年9月以来の安値をつけている。米中貿易摩擦、アルミ関税、原油安を受け豪州の投資家心理は悪化している。
春闘の賃上げ要求が30年超ぶり高水準となり、早期追加利上げ観測が一段と高まっている。来週は春闘回答集計が発表されるが、企業側も賃上げに前向き姿勢を示していることから、強い結果になることが予想されている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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