午後に入って円売り強まる=東京為替概況
午後に入って円売り強まる=東京為替概況
現地英国時間10日夜に入っても続いていた米中通商協議二日目は、日本時間11日午前8時過ぎに枠組み合意が報じられた。先月のジュネーブ合意の実行に向けた枠組みで合意したとされている。発表直後は144円90銭前後から145円10銭台へドル買いの動きも、具体的な施策に乏しいとの思惑でその後に売りが入る展開。もっとも決裂とならなかったことはプラスと、安値から買い戻しという展開になった。
枠組み合意発表前からドル買い円売りとなり145円台に乗せると、不安定な上下を見せ145円16銭まで上昇。その後の144円66銭まで下げるも、145円10銭台まで再び上昇と上下の動きを見せた。昼前から午後にかけては145.00を挟んでの推移が続いたが、ロンドン勢の本格参加する時間帯に入ってドル高円安となり、145円20銭台へ上昇している。
ユーロドルは1.14台前半推移。米中合意前後で1.1439を付けた後、1.1406まで下げる動き。その後は1.1410台を中心とした推移。
ユーロ円は165円台推移。ドル円の上昇もあり165円81銭を付けるも、165円40銭台に落とす動き。ロンドン勢の参加を受けて165円70銭台へ上昇。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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