【海外市場の注目ポイント】米債券市場の動向
きょうは、英雇用統計を除いては目立った経済指標の発表がなく、米債券市場の動向が注目される。明日に8月の米消費者物価指数が発表されることになっており、市場では、総合の前年比の伸びが前月から鈍化、またコアの前年比の伸びが前月から変わらないとみられている。米消費者物価指数は、総合、コアとも、前年比の伸びが4月から7月に4カ月連続で鈍化している。8月の米消費者物価指数の発表を控えて、こうしたインフレ鈍化の進展が意識され、米債利回りが低下するようであれば、ドルが売られる可能性がある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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