ドル円堅調、米CPI後の下げを解消=東京為替前場概況
東京午前のドル円は155.93円付近まで円売り・ドル買いが優勢となった。ドル円は今週の米消費者物価指数(CPI)が発表された後の下げ幅を取り戻した。年内の米利下げ開始見通しが不透明であることが支援要因。米CPIは鈍化している一方、米生産者物価指数(PPI)や米輸入物価指数からはインフレ圧力の高まりが認識できる。生産者から消費者への価格転嫁が難しくなっているようだ。
ドル円に連動し、ユーロ円は169.28円付近、ポンド円は197.33円付近、豪ドル円は104.01円付近まで上昇。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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