昨日の円高から調整の動き=東京為替概況
昨日の円高から調整の動き=東京為替概況
ドル円は昨日の急落からの反発が見られた。昨日海外市場では、直近高値を更新し2024年7月以来のドル高圏となる160.72円を付けた後、日本の通貨当局によるドル売り円買い介入とみられる動きに155.57円まで急落した。当初、片山財務相や三村財務官から強い円安けん制と介入示唆が行われた後、大きく円買いが出る展開となった。一部メディアでは政府筋の情報として、実際に介入が行われたと報じている。
安値からいったん157円台に戻し、NY夕方に156.30円台を付けるなど不安定な動きを経て、156.50円台で朝を迎えた。東京勢の本格参加でドル買い円売りが強まると、午前中に157.30円前後まで上昇。その後の押し目は157.00円前後がサポートとなり、昼前後から午後にかけては157.30円を挟んだ推移となっている。
米中央軍司令官と統合作戦本部議長がトランプ大統領に対して対イランの新たな軍事作戦を説明との報道も、有事のドル買いを誘う形でドル円を支えている。
ユーロドルはECB理事会でのインフレ警戒などもあって、昨日海外市場で1.1740ドル前後まで上昇。東京市場は1.1720-1.1736ドルの16ポイントレンジと、ユーロ高圏で膠着した。午後は有事のドル買い意識により、上値がやや重くなっている。
ユーロ円は昨日のドル売り円買い介入とみられる動きを受けて、187.50円台から182.31円まで急落。その後少し戻して183円台後半で東京市場の朝を迎えると、昼にかけて184.59円まで上値を伸ばした。その後はユーロドルが少し下げたことなどから、184.30円台を中心とした推移となっている。
ポンドドルは英中銀の今後の利上げに向けた姿勢もあり、1.3610ドル前後まで上昇。その流れを受けて午前中は1.3600-1.3610ドルを中心とした推移となったが、午後にドル高が強まると1.3587ドルまで値を下げた。
ポンド円は海外市場で216.50円前後から213.04円まで急落。英中銀の姿勢を受けた対ドルでのポンド買いもあり、NY市場午後には213.00円前後で下げ止まる動きを見せた。本日昼過ぎには214.04円を付けたが、午後は少し調整が入って213.70円台での推移となっている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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