広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル円、ロンドン時間の急落を戻す展開 イラン情勢が依然不透明=NY為替概況

今日の為替 

ドル円、ロンドン時間の急落を戻す展開 イラン情勢が依然不透明=NY為替概況

 きょうのNY為替市場、本日もドル円はロンドン時間に入って急速に下落し、一時155円台半ばまで急落。日本の当局が連休中でも介入実施した可能性が指摘されていたが、NY時間に入ると下値での買戻しが強まり下げを戻す展開となった。

 イランのミサイルが米海軍艦艇に命中したとの報道が流れ、原油相場が上昇。為替市場はドル高が優勢となっていた。ただ、米政府高官は報道を否定している。さらにUAEがミサイル脅威に関する警告を発した。フジャイラ港で発生した大規模な火災について、イランのドローン攻撃が原因だと非難している。紛争終結に向けた外交努力の脆弱さが浮き彫りとなった。

 日本の当局が先週の金曜日に引き続き本日も157円台前半で介入を実施した観測が出ていた。市場に対して157円台に上値の壁を印象づけ、155円より下にひとまず誘導したい意図があるのかもしれない。

 ただし、このままドル円が下落方向に向かうと見ている向きが少ないのも事実。不透明な中東情勢と原油高による日本経済への影響を考慮し、日銀は急速な利上げには動きにくい。そのような中、ドル円の持続的な下落にはFRBによる積極利下げ、あるいは2025年4月に見られたような「ドル離れ相場」が必要になる。しかし、現状からはそのどちらも望み薄。

 イラン情勢が依然として流動的な中、日本の当局は粘り強く介入を実施する必要性もあるのかもしれない。

 ユーロドルは緩やかな売りに押され、1.16ドル台に下落。一方、ユーロ円はロンドン時間に円高が強まり182円台に下落したものの、その下げの大半を戻し183円台後半での推移となっている。

 ユーロは中東紛争次第で急変動の可能性が指摘されている。ストラテジストは中東紛争が長引くか解決するかによって、ユーロドルはいずれの方向にも急変動するリスクがあると指摘。ユーロドルは現在、1.15ー1.20ドルのレンジに留まっており、米国とイランの紛争が終結するとの期待とECBによる利上げの可能性を背景に底堅さを維持していると述べている。

 一方、紛争が長期化し原油価格が高止まりして経済的な痛みが増大すれば、ユーロドルは1.15ドルを下回る可能性がある。同様に、紛争が解決しホルムズ海峡が再開されれば1.20ドルを上回る可能性があるという。

 ポンドドルも売りに押され、1.35ドル台前半に下落。一方、ポンド円も介入と思われる急速な円高から一時211円台に下落する場面が見られたものの買い戻される展開。本日の100日線が211.95円付近に来ており、その水準は維持されている。

 市場は今週7日木曜日に実施される英地方選挙に注目している。世論調査では与党・労働党の大敗が予想されているが、その場合でも、ポンドは底堅く推移する可能性があるとの指摘がアナリストから出ている。仮に労働党が非常に厳しい結果となったとしても、それが直ちにスターマー首相の交代に繋がるとは限らないという。

 英経済は成長鈍化やインフレ高止まり、金利を巡る不透明感に直面しており、現時点で党や国にとってトップ交代が利益になるとは言い切れないとしている。また、仮にスターマー首相が交代したとしても、後任が急進的な政策転換を進める可能性は低いと指摘した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

関連タグ

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます