ドル円しっかり、対人民元のドル高が波及=東京為替前場概況
東京午前のドル円は155.77円付近まで円売り・ドル買いが優勢。前日の海外市場の流れを引き継いで155.27円付近までドル売りとなる場面はあったが、流れは反転している。バイデン米政権が中国に追加関税を課す見通しと伝わっており、人民元売り・ドル買いに振れたことが、全般的なドル高につながっている。
ドル円に連動し、ユーロ円は167.82円付近、ポンド円は194.90円付近までしっかりと推移。豪ドル円は102.77円付近、NZドル円は93.66円付近まで軟化。米中の対立悪化を警戒して、中国と経済的な結びつきが強いオセアニアの通貨の重さが目立つ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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