【海外市場の注目ポイント】1月の米消費者物価指数など
日本時間午後10時半に1月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比2.9%上昇、コアの大方の予想が前年比3.7%上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の3.4%上昇、3.9%上昇から鈍化するとみられている。1月の米雇用統計で平均時給の前年比の伸びが予想を上回っていた。賃金の上振れに続き、1月の米消費者物価指数も予想を上回る結果になるようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が一段と後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後7時には2月の独ZEW景況感指数も発表される。大方の予想は17.3となっており、前月の15.2を上回り、7カ月続けて上昇すると見込まれている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。