【これからの見通し】米FOMC議事録に注目、ドル相場の方向性を探る展開に
【これからの見通し】米FOMC議事録に注目、ドル相場の方向性を探る展開に
本日の注目イベントは米FOMC議事録となる。今回発表されるのは政策金利が据え置かれた7月28-29日開催分だ。投票権を有する12人の委員のうち3人が25bp利上げを主張していた。中東情勢の不透明感が長期化するなかで、原油高にともなう根強いインフレ圧力が懸念されている。
直近の米CPIや米PPIは想定通りの伸び鈍化が示された。直近のCMEフェドウォッチでは9月会合の利上げ確率が34.8%、据え置きが65.2%。現時点では、据え置き派が優勢だ。
一方で、足元の中東情勢は再び緊迫化している。直接の大規模攻撃は手控えられているものの、ホルムズ海峡開放をめぐる米国とイラン側の姿勢は平行線のままである。NY原油先物は85ドル台から86ドル台をうかがう水準に高止まりしている。
このFOMC議事録に対する市場の見方は分かれている。FRBのスタンスが、目先の金利据え置きと今後の利上げ可能性とのどちらに重きを置かれるのか。市場に与える印象をチェックしておきたい。
将来の利上げ可能性が強調されるようだと、ドル高地合いが復活する可能性がある。一方、本日の東京市場ではドル安・円高方向の動きが優勢となっており、米FOMC議事録で利上げに慎重な姿勢が印象付けられれば、再びドル売りが続くこととなりそうだ。発表は日本時間20日午前3時の予定。
この後の海外市場で発表される経済指標は、南ア消費者物価指数(7月)、南ア小売売上高(6月)、ユーロ圏経常収支(6月)、ユーロ圏消費者物価指数(HICP・確報値)(7月)、MBA住宅ローン申請指数(08/08 - 08/14)など。
発言イベント関連では、上記の米FOMC議事録にほかに、ラガルドECB総裁が国際ビジネス評議会に出席する。米週間石油在庫統計が発表される。米20年債入札(160億ドル)が実施される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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