【海外市場の注目ポイント】1月の米中古住宅販売件数など
日本時間22日午前0時に1月の米中古住宅販売件数が発表される。大方の予想は年換算410万戸となっており、2010年11月以来の低水準だった前月の同402万戸を上回り、12カ月ぶりに増加するとみられている。1月に米30年物住宅ローン金利は昨年9月以来の水準に低下する場面があった。こうした米住宅ローン金利の低下の影響から1月の米中古住宅販売件数が予想を上回れば、米住宅市場の回復期待が広がり、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間21日に午後5時半には2月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値、同21日午後6時には2月のユーロ圏PMI速報値も発表される。2月の独PMI速報値は、製造業の大方の予想が48.1、サービス業の大方の予想が51.0となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の47.3、50.7から上昇すると見込まれ、2月のユーロ圏PMI速報値は、製造業の大方の予想が49.3、サービス業の大方の予想が51.0となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の48.8、50.8から上昇するとみられている。
また、日本時間21日午後7時には2月の独ZEW景況感指数、同21日午後11時45分には2月の米PMI速報値も発表される。2月の独ZEW景況感指数は、大方の予想が23.0となっており、前月の16.9を上回り、5カ月続けて上昇すると見込まれ、2月の米PMI速報値は、製造業の大方の予想が47.4、サービス業の大方の予想が47.3となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の46.9、46.8から上昇するとみられている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。