【海外市場の注目ポイント】６月の独消費者物価指数速報値など

　日本時間午後９時に６月の独消費者物価指数速報値が発表される。大方の予想は前年比２．４％上昇となっており、前年比の伸びが前月の２．５上昇から鈍化するとみられている。独消費者物価指数速報値は直近２カ月続けて予想を上回っている。今回も同様の結果になれば、ユーロが買われる可能性がある。
　
　また、日本時間午後１１時には６月の米消費者信頼感指数も発表される。大方の予想は１１９．０となっており、前月の１１７．２を上回り、２カ月ぶりに上昇すると見込まれている。
　
　さらに、このあとの海外市場では、各国・地域の中銀関係者が相次いで発言する。日本時間午後１０時にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁のバーチャル討論会参加、同午後１０時４０分にラガルド欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁の講演、同３０日午前０時４５分にビルロワドガロー仏中銀総裁の講演、同３０日午前１時にバイトマン独連銀総裁の講演が予定されている。
　
MINKABU PRESS