アジア株は上昇、買い戻し優勢 上海香港は0.7%高、中国による対英報復制裁の影響は時に見られず
アジア株は上昇、買い戻し優勢 上海香港は0.7%高、中国による対英報復制裁の影響は時に見られず
東京時間11:35現在
香港ハンセン指数 28115.46(+215.85 +0.77%)
中国上海総合指数 3389.33(+25.74 +0.77%)
台湾加権指数 16264.50(+204.36 +1.27%)
韓国総合株価指数 3024.15(+15.82 +0.53%)
豪ASX200指数 6820.20(+29.64 +0.44%)
アジア株は総じて上昇。
香港株と上海株は0.77%高、値ごろ感による買い戻し優勢で始まった。香港市場ではテンセントホールディングスやシャオミなどハイテク関連が買い戻されている。上海市場では素材や医療品関連が上昇している。一方、中国と英国の対立はやや懸念材料。中国政府は、新疆ウイグル自治区を巡る英国による制裁に対する報復として、英国の団体と個人に制裁を科すと発表した。
韓国株は続伸。エネルギーや資本財関連が買われている。同国で感染拡大の兆しが見えるものの、市場への影響は限定的。韓国で新たに494人の新型コロナ感染者が確認された。3日連続で400人台となり、2月19日以来、5週間ぶりの高水準となった。韓国ではここ1カ月、職場などでの小規模クラスターの発生が続いているほか、気候が暖かくなり野外活動する人が増えてきている。春本番に向け感染が再拡大する恐れがあるとして、韓国政府は現行の規制レベルを4月11日まで約2週間延長することを決定した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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