欧州株が大幅下落、調整色広がり円高に=ロンドン為替概況

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欧州株が大幅下落、調整色広がり円高に=ロンドン為替概況

14日のロンドン市場は、円高の動きが優勢。欧州株や米株先物が下落しており、調整ムードが広がっている。週末に米中閣僚級貿易協議を控えおり、いったん利益確保をしておこうとの動きになっている。原油先物も軟調。そのなかで、為替市場では円買いが優勢になっている。ドル円は107円台をつけると売り戻される動きとなっており、ロンドン市場では106.67レベルまで下押しされている。クロス円ではユーロ円が軟調。126円台割れから125.74レベルまで安値を広げた。ユーロは対ドルでも一時1.1782レベルに安値を更新した。対ポンドでも下押しされており、ユーロ売りの面もあった。ポンドは対照的に底堅い。対ドルでは1.30台半ばから1.31近辺へ、対円では139円台前半まで下げたあとは139円台後半へと反発している。オーストリアで再び感染者数が増加、オランダ第2四半期GDPが2期連続のマイナス、ユーロ圏第2四半期GDP改定値が速報値と同水準の二けた減となるなど、ユーロにとってはネガティブな材料が多かった。

 ドル円は106円台後半での取引。東京朝方に107円台をつけたあとは終始、売りに押されている。ロンドン市場では106.80台から一時106.67レベルまで安値を広げた。週末を控えて欧州株や米株先物が下落、原油先物も軟調と調整ムードが広がっている。クロス円とともに円買いが先行したあと、米債利回り低下とともにドル売り圧力の面も加わった。

 ユーロドルは1.18近辺での取引。ロンドン早朝に1.1827レベルまで買われたあとは、売りに押されている。ロンドン序盤には1.1782レベルまで安値を広げた。その後は1.18台を回復しているが、高値を追う勢いには欠けている。ユーロ円は126円台前半から125.74レベルまで一時下落。その後は下げ一服も126円近辺までと上値は重い。対ポンドでの売りフローが継続している。週末を控えて欧州株が大幅安となっており、ポジション調整のユーロ売りの面もあったようだ。

 ポンドドルは1.31近辺での取引。1.3050-80レベルで揉み合ったあと、取引中盤には1.3106レベルまで上昇した。ポンド円は139.50挟みの振幅から上抜けると139.80台へと上昇。東京朝方の高値にほぼ並んだ。ユーロポンドが売り一色となっており、ポンド相場を下支えした。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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