ドル円もみ合い、豪ドル、総裁発言でやや上昇=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は107円前半で小動き。先週までの下げが一服しているが、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げが警戒されるなかで戻りは限定的。
今週末、G20首脳会議のほか米中首脳会談が行われ、通商問題について協議されることは模様眺めにつながっている。
ユーロ円は122円前半で推移し、21日移動平均線を上回っているが、上値は限定的。欧州中央銀行(ECB)が追加緩和を示唆していることが重し。
豪ドル円は74円後半まで上昇。ロウ豪中銀総裁が追加利下げの効果に限界があるとの認識を示したことが手がかり。
日経平均は小反発。前引けでは前営業日比19.91円高の2万1278.55円となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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