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ドル売り一服、円高圧力残る ドル円一時148円台半ば割れ=ロンドン為替概況

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ドル売り一服、円高圧力残る ドル円一時148円台半ば割れ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。東京市場からのドル売りの流れを引き継ぎ、ドル円は148.47付近まで下落。米政府機関閉鎖懸念がドル売りと円高圧力を強めている。ユーロドルは一時1.1733付近、ポンドドルは1.3450付近まで上昇した。米10年債利回りは4.16%台から4.14%付近へと低下している。ただ、足元ではドル売りは一服し、ユーロドルは1.1710台、ポンドドルは1.343付近で推移している。ハマック・クリーブランド連銀総裁が高インフレ継続の懸念を示し、利下げ時期はまだ先であると示唆している。これがドル売りの矛先を鈍らせたようだ。一方、円高圧力は継続し、ユーロ円は173.99付近、ポンド円は199.51付近まで安値を広げている。東京午後に野口日銀審議委員の金融政策調整に関する発言が追加利上げ観測を呼び、ロンドン時間にかけて円高の動きを強めた面も指摘される。為替相場は日米金融政策の不透明感と米政府機関閉鎖懸念に揺れている。一方、週明けの欧州株や米株先物は時間外取引はプラス圏で落ち着いた推移となっている。

 ドル円は148円台後半での取引。東京早朝の149.63付近を高値に、148円台割れへと軟化。ロンドン時間にかけては一段と売られ、安値を148.47付近に広げている。東京午後に野口日銀審議委員が「政策金利調整の必要性がこれまで以上に高まりつつある」との認識を示したことが一段の円高につながっていた。米10年債利回りが4.16%台から4.14%付近へと低下したこともドル売り圧力となっている。

 ユーロドルは1.17台前半での取引。東京早朝の1.1699付近を安値に東京午後には1.1733付近まで上昇。その後は、ロンドン時間に入ると売買が交錯しているが、1.17台は維持。ユーロ円は円買いに押されている。東京早朝の175.13付近を高値に、ロンドン序盤には173.99付近に安値を広げた。対ポンドでもユーロ売りが優勢だが、足元では一服している。

 ポンドドルは1.34台前半での取引。東京早朝の1.3390付近を安値に買われている。ロンドン序盤には高値を1.3450付近まで伸ばした。ただ、英財政持続性への不透明感もあって足元では上昇一服。ポンド円は軟調に推移。東京早朝の200.43付近を高値に、ロンドン時間には199.51付近まで下押しされている。ユーロポンドは売りが先行し、0.8740付近から0.8715付近まで軟化したが、足元では下げ一服。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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