【海外市場の注目ポイント】ウォラー米FRB理事の発言など
日本時間午後8時半にウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が講演する。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、大部分のメンバーが金利据え置きを支持するなか、ウォラーFRB理事とともに0.25%の利下げを主張したボウマンFRB副議長は前週、9月の利下げについて「中立水準に戻すための第一歩となるはずだ」と指摘し、今後、政策金利が一段と引き下げられることを見込んでいた。ボウマン副議長に続いてウォラー理事も追加利下げを示唆するようなら、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、その他の米FRB関係者や英欧の中銀関係者も発言する。日本時間午後5時半にセンテノ・ポルトガル中銀総裁が講演 同午後6時にナーゲル独連銀総裁が挨拶、同午後9時にハマック米クリーブランド地区総裁、ラムスデン英中銀(BOE)副総裁、レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフエコノミストが討論会に参加、同30日午前2時半にムサレム米セントルイス地区連銀総裁が討論会に参加する予定になっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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