ウェスタン・アライアンスが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
(NY時間11:15)(日本時間00:15)
ウェスタン・アライアンス<WAL> 86.76(-1.51 -1.71%)
地銀のウェスタン・アライアンス・バンコープ<WAL>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。目標株価は90ドル。同銀の2025年の通期ガイダンスにはリスクがあり、利下げが加速しても来年までは純粋な勝ち組にはならないとの見方を示した。
「同銀は業界にとって良好な環境の恩恵を受けるものの、アウトパフォームはしないだろう。現行水準では短期的リスクは下方に偏っている」と言及。
主な懸念点として、純受取利息(NII)、手数料収入、費用のガイダンスにリスクを挙げている。また、新任CFOが銀行業務に豊富な経験を持つことから、買収を仕掛ける可能性も論理的にはあるとも付け加えた。
【企業概要】
主に米国南西部において業務を行う銀行持株会社。資金移動とその他のデジタル決済サービスを含む、カスタマイズされた融資・預金商品・財務管理サービスを提供するほか、法人顧客向けに、住宅ローンバンキングサービス、住宅所有者組合部門への財務管理サービスなど様々な専門金融サービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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