ドル円、一時156円台に下落 円高の動きも日銀会合が要因ではない=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は売りが優勢となっており、一時156円台に下落する場面が見られた。ドル安が出ていた一方、むしろ円高がドル円を押し下げている。
本日は日銀決定会合の結果が発表になり、植田総裁の会見も行われていたが、それによる円高との見方は少ない。むしろ、前日のアマゾンとインテルの決算を受けて時間外でAI関連株に売りが強まっており、リスク回避の円高が出ているとの指摘も出ている。米国債への買いも出ている。
日銀については、予想通りに政策金利を1.25%に据え置いた。採決は8対1。タカ派の高田委員が利上げを主張した。また、基調的なインフレが2%に達したとの認識を初めて示した。ただ、植田総裁は2%程度での安定的推移を確認する必要があると強調。12月を含め毎回の会合で判断するとも言及した。
市場では追加利上げの可能性を維持したものの、実施時期についての新たな手掛かりを示さなかったと受け止めたようだ。明確にタカ派な会見を期待していた向きには物足りない内容となった模様。それでも短期金融市場では12月利上げ期待は80%の確率で温存している。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
30日(金)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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