ドル円に対する弱気見通し、6月まで継続する可能性=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は伸び悩む動きが出ているものの、下押す動きまではなく、144円台での推移を継続している。ただ、アナリストからは、ドル円に対する弱気見通しは6月まで継続する可能性があるとの指摘も出ている。
国家安全保障を理由としたトランプ政権はセクター別の関税を追加する可能性があり、継続的なドル高はハードルが高いと指摘。ドル高は米製品の海外での競争力を低下させる。
また、米欧の間で関税引き上げの延期で合意したものの、緊張は継続しているという。関税のユーロ圏経済への負の影響に対する懸念から、投資家はドルを売り、円を買い求める傾向がさらに強まる可能性があるとしている。
USD/JPY 144.28 EUR/JPY 163.56
GBP/JPY 194.94 AUD/JPY 93.00
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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