為替介入なしでも円は回復の可能性=NY為替
NY時間が本格化してドル円は下値を切り下げる展開が見られ、153.30円付近まで下げ幅を広げる展開。前日は152円台まで一時下落していたが、再び試しそうな展開が見られている。
アナリストは、為替介入なしでも円は回復の可能性があるとの指摘が出ている。日銀による追加利上げ観測を背景に、円は今後数カ月で自然に回復する可能性が高いという。これにより、為替介入の必要性は低下する見通しだと指摘している。
また、次のようにも述べている。もし、現在のドル高・円安水準が続くようであれば、日本の財務省が円買い介入に踏み切る“強いリスク”がある。ただし、12月の追加利上げ観測が今後数週間で高まる可能性があり、それが円の支援要因となると分析している。その上で、ドル円は3カ月以内に147円まで下落すると見ているという。
USD/JPY 153.28 EUR/JPY 176.61
GBP/JPY 200.57 AUD/JPY 99.20
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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