ドル円は146円前後でもみ合い、米財務長官の会見を控えて=東京為替概況
ドル円は146円前後でもみ合い、米財務長官の会見を控えて=東京為替概況
東京終盤のドル円は146円前後でもみ合い。ドル円は、午前に米中貿易摩擦の緩和期待からドル高円安に振れ、4月10日以来およそ1ヶ月ぶりの高値水準となる146.28付近まで一時上昇した。ベッセント米財務長官が週末にスイスで行われた米中貿易協議について進展があったと発言したことが支えとなった。
ドル円は、上げ一服後に145円台後半まで押し戻される場面があったが、米10年債利回りの上昇や日経平均の上昇からドル買い円売り傾向は継続し、午後に再び146円台に乗せた。日本時間午後4時からはベッセント米財務長官が米中協議を巡り記者会見を行う予定となっており、その内容に関心が集まっている。
クロス円は上げが一服。ユーロ円は午前に164.21付近まで、ポンド円は194.26付近まで上昇したあと、高値圏もみ合いとなった。
ユーロドルは早朝に一時1.1186付近まで下げたあと、午後にかけては1.1200台前半まで戻して小動きとなった。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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