米中貿易摩擦もなんのその? DeepSeek出現で中国香港株はさらに上昇の可能性
米中貿易摩擦もなんのその? DeepSeek出現で中国香港株はさらに上昇の可能性
米中貿易摩擦激化に対する懸念は高まっているが、中国株と香港株は堅調だ。香港株は約4カ月ぶり高値圏、上海株は1カ月ぶり高値水準にある。DeepSeekの出現を受けロボットやAI関連などハイテク関連に連日買いが集中、中国本土のファンドは香港市場でAI関連を買い増ししているもよう。
DeepSeekが安価なAIモデルをリリースし、米オープンAIのChatGPTを上回るパフォーマンスを叩き出したことで、中国香港市場ではAI関連株が大人気だ。中国ファンドの中で人気なのはテンセントホールディングスやシャオミ、SMICだ。
UBSはDeepSeekの出現によって刺激を受けた中国株の上昇は「半分にも満たない」と指摘、まだまだ上昇すると見ているようだ。モルガンスタンレーもAI熱による中国株の上昇は続くと予想、世界の投資家が中国のAI分野への投資を再評価し始めているという。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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