明日は英中銀のMPC 利下げはあと2回で年後半には休止の可能性が指摘される=NY為替
きょうもポンドドルは買い戻しの展開が見られており、一時1.25ドル台半ばまで上昇する場面が見られた。1月27日につけた直近高値1.2525ドルを一時突破しており、完全に上抜けてくるか注目される。1月からのリバウンド相場はしっかりと継続している状況。
明日は英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果が発表される。0.25%ポイントの利下げがほぼ確実視されており、市場は今後のヒントが何か示されるか注目している。そのような中で、利下げは今回を含めてあと2回のみで年後半には休止の可能性があるとの指摘も出ている。
低成長と失業率の上昇に対する懸念から、当初の利下げは早まる可能性は高いが、インフレ再燃に対する懸念から、英中銀は利下げを一時停止する可能性があるという。政府支出増加と利下げは需要を刺激し、企業は値上げでコスト上昇をカバーする可能性がある。その場合、英インフレは年内に3.0%まで再加速する可能性があると指摘している。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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