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FX/為替「ドル/円、米中関税交渉進展への期待がドルの下支え要因 FOMCは据え置き予想」 外為どっとコム トゥデイ 2025年5月7日号

マネ育チャンネル 

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年5月7日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼6日(火)の為替相場
(1):中国人民元「金融政策パッケージ」発表へ
(2):独新首相選出
(3):米過去最大の貿易赤字
(4):米財務長官「警戒ゾーンへ入っている」
(5):米大統領「関税水準を決めるのは自分」
(6):英米貿易協定終結の見通し

▼6日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:米中関税交渉進展期待が下支え要因/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

6日(火)の為替相場

期間:6日(火)午前6時10分~7日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国人民元「金融政策パッケージ」発表へ

中国人民銀行などの金融当局者は、7日の現地時間午前9時に「市場と期待を安定させる金融政策パッケージ」について発表することを通知した。

(2):独新首相選出

ドイツ連邦議会(下院)は、キリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首を首相に選出した。初回の投票では過半数を得られず、2回目の投票で選出となった。ドイツの首相候補が最初の投票で支持を得られなかったのは第2次世界大戦後初めてで、同氏の求心力に疑問が残る結果となった。

(3):米過去最大の貿易赤字

米3月貿易収支は1405億ドルの赤字となり、赤字額は過去最大を記録した。トランプ関税の影響を避けるために駆け込み輸入が増加したためとみられる。

(4):米財務長官「警戒ゾーンへ入っている」

ベッセント米財務長官は下院歳出委員会での証言で、財務省が債務を期日通りに払えなくなる「Xデー」が近付いており、「警戒ゾーン」へ入っていると述べたが、具体的な時間枠への明言は避けた。またベッセント氏は米政府によるデフォルト(債務不履行)は決してしないと強調した。

(5):米大統領「関税水準を決めるのは自分」

トランプ米大統領は関税引き上げを回避したい貿易相手国に対し、「関税水準を決めるのは自分だ」と述べ、関税交渉から距離を置く姿勢を示した。

(6):英米貿易協定終結の見通し

英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、「英国と米国との貿易協定が終結に近付いており、今週中に署名される見通し」と報じた。協定では英国産の鉄鋼および自動車に対する関税の引き下げが織り込まれる見通しとも報じられた。

6日(火)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:米中関税交渉進展期待が下支え要因

昨日のドル/円は終値ベースで約0.9%下落。東京勢がゴールデンウィークで不在の中、アジア時間こそ下げ渋ったが、欧州時間以降は欧米株価指数の下落を背景に一時142.35円前後まで下落。米国の関税政策が米経済を後退させるとの懸念が根強く全般的にドル売りが優勢だった。その後も米長期金利が低下幅を広げたことで安値圏で推移した。
米国の関税政策を巡り、一部の国との間では交渉が進んでいるようだが、肝心の中国についてはトランプ米大統領が強硬姿勢を維持していることもあってハイレベルの協議は行われていない模様だ。そうした中で、本日朝方に米中当局者が関税交渉に向けて会談をするとの報道が入り、ドル/円は143円台を回復している。米中関税交渉が進むのと期待がドル/円の下支え要因となろう。他方で、日本時間本日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。関税政策の米経済への影響を見極めたいとの思惑から米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を4.25-4.50%に据え置くと市場は予想している。声明やパウエルFRB議長の会見から今後の利下げ時期に関するヒントを探ることになりそうだ。

注目の経済指標:FOMC

注目のイベント:FRB議長発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
nakamura.jpg外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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米ドル/円144.517-0.395
ユーロ/円170.237-0.136
英ポンド/円197.187-0.677
豪ドル/円94.648-0.571
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