香港ドル再び1ドル=7.75に接近、過去最大の香港ドル売り介入実施もむなしく
香港ドル再び1ドル=7.75に接近、過去最大の香港ドル売り介入実施もむなしく
香港金融管理局(HKMA)はきのう、過去最大の香港ドル売り・米ドル買い介入(605億香港ドル:約78億ドル)を実施したが、7日になると香港ドルは再び対ドルで上昇している。
香港ドルは2日に1ドル=7.7499をつけ、2020年10月以来の香港ドル高・米ドル安水準となった。介入を受け今朝一時7.7537付近までドル高が進んだが、その後は7.7501に軟化、許容変動幅上限の1ドル=7.75香港ドルに再び接近している。米ドル安が進んでおり、人民元や台湾ドル、香港ドル、韓国ウォンなどアジア通貨が値上がりしている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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