【海外市場の注目ポイント】米FRB関係者の発言など
日本時間午後11時にハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁が講演、同午後11時5分にコリンズ米ボストン地区連銀総裁が講演、同10日午前2時にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁が講演、同10日午前3時半にシュミッド米カンザスシティー地区連銀総裁が講演、同10日午前3時35分にボウマン米FRB理事が講演する。昨年12月17・18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が現地8日に発表されており、それによると、参加者は、委員会が政策の緩和のペースを緩めるのに適切な時点、またはそれに近い時点にあることを指摘していたほか、ほとんどの参加者は、金融政策のスタンスが今や大幅に緩和されたため、委員会は金融政策のスタンスの調整を検討するにあたり、慎重なアプローチを取ることができると述べていた。このあと発言する米FRB関係者が追加の利下げについて慎重な考えを示すようなら、米FRBの利下げペース減速観測が強まり、ドルが買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、米中銀関係者だけでなく、英中銀(BOE)関係者の発言も予定されている。日本時間10日午前1時にはブリーデンBOE副総裁が講演することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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