【海外市場の注目ポイント】10月の米消費者物価指数など
日本時間午後10時半に10月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比2.6%上昇、コアの大方の予想が前年比3.3%昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.4%上昇から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の3.3%上昇から変わらないとみられている。全米自動車協会(AAA)の集計によると、ガソリンの全米平均価格は10月に一段と下落している。こうしたことが影響して、予想を下回る結果になるようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、英米の中銀関係者の発言も予定されている。日本時間午後6時45分にマン英金融政策委員会(MPC)委員が講演、同午後10時半にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁がテレビに出演、同午後11時半にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が挨拶、同午後11時45分にローガン米ダラス地区連銀総裁が挨拶、同14日午前3時にムサレム米セントルイス地区連銀総裁が講演、同14日午前3時半にシュミッド米カンザスシティー地区連銀総裁がエネルギー会議に出席することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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