ドル円は一時軟調も回復=東京為替概況
ドル円は一時軟調も回復=東京為替概況
ドル円は昨日の海外市場で148円88銭から149円55銭まで上昇した後、149円20銭台で東京朝を迎えた。
午前は安達日銀審議委員が金融正常化の条件すでに整っていると発言したことで一時円高となり148円88銭を付けた。その後149円台を回復すると、午後の安達日銀審議委員の会見で円安加速による物価上昇圧力やや低下などの発言があり、一転して円売り、149円30銭台を付ける動きを見せた。
ユーロドルは1.08台後半でもみ合い、午後にポンドの売りなどにやや売りが出ていた。ユーロ円は午前の円買いに162円12銭を付けたが、その後162円60銭台まで回復。
ポンドドルは1.3070前後でもみ合いが続く中、午後3時の英物価統計を迎え、インフレターゲットの対象であるCPI前年比が+1.7%と予想の+1.9%、前回の+2.2%から鈍化する展開となってポンド売りが強まった。対ドルで1.3010台へ急落。対円では195円20銭台での推移から194円30銭台を付けている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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